sunday-labの日本語訳版です。英語版のXOOPS Cube関連記事を翻訳作業中...

2007年10月19日金曜日

XOOPS Cube Developers Meeting #1

sf.net のほうでも告知しましたが、コントリビュータの皆さんに集まっていただいて今後の開発に関するミーティングを行います。
sf.net のプロジェクトフォーラムから転送をかけていますが、 XUGJ で告知募集をさせていただいていますので、詳しくはこちらをご覧ください。

「今後の開発をクローズドでミーティングするんですか」と突っ込まれるかもしれませんが、今回は、

  • もはや元コアチームメンバーではオープンスペースにきっちりドキュメントが作れない
  • 一人二人では空気を作り出せない

というところに端を発しています。つまり、オープンなところでやるには、一人二人がモチベーションが薄い状態で数カ月チクチクとドキュメントを書くしかありません。

それなら、初めにもっとも確実で最速のコミュニケーション手段 Face to Face で、

  • 文書化の甘い & 未文書化状態の情報の共有
  • この文書化のコントリビュート依頼(その場でガントチャート使う)
  • 有名どころの開発者に現在の体制を理解してもらい空気醸成にご協力いただく

という3点を果たし、その戦力でオープンスペースを整備してしまおうというものです。
したがって、ミーティングで話し合われたことと同様のものが成果物として、あるいは空気として、近日中にオープンスペースにフィードバックされることになります。

一度これらのものが文書としてあがれば、

  1. コントリビュータの参加基準が明確化する
  2. 人手不足に陥ることはなくなる
  3. →クローズドミーティングは不要になる……

という展開になるだろうと期待しています。現在のドキュメント "Get Involved" では力不足ということですね。 (^^;

うまくいけば、第一回でオープン要素をオープンリソースのためにクローズドでやらざるをえない部分は完了すると思いますので、第二回からは普通のカンファレンスになると思います。

また開発者として走り出せるようなら、自分としては、今後はツールに注力したいと思っています。
スパンが短い Web 開発ではツールはあまり重視されないようですが、ゲームなどでは「ゲーム開発とはツール開発である」という主張をする企業があるなど、非常に重視されます。
ツールが充実すれば利用感や開発感がずっと楽になり、結果としてコミュニティに大きく貢献できると思うんです。また、海外からも「コード面が気になって参加しにくいのでツールやスニペットを整備してほしい」というリクエストをもらってます。
海外には MOD がそれを示すように、「少々困難でもツールとドキュメントがあればあとは情熱で乗り切ってしまう」というアマチュアハッスル文化があるので、期待しています。

気軽にボランティアな文化のある海外の方に気軽に扱ってもらえるツールが充実すれば、コミュニティはさらに活発になるのではないでしょうか。

他のCMSと比較した時に「ツールの質と量が違う」と言われるようになれば、それが XOOPS Cube ワールドの特徴になると思います。

ともかく、管理業務以外のタスク、報告、修正・実装パッチなどが現在はコントリビュータ(およびそこからのコミッター)で進める体制に変わってることをご理解いただきたいなと思っています。

(それを広くこのプロジェクトの常識とするための下準備がミーティングということですね)

今回は旧コアチームを振り返らずして、話を先へは進められないと思っています。旧コアメンバーも何人か来ますし。大反省会でもあります……我々は最後まで立っていられるのでしょうか……

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