sunday-labの日本語訳版です。英語版のXOOPS Cube関連記事を翻訳作業中...

ラベル XOOPS Cube の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2008年12月1日月曜日

The spec of XOOPS Cube Legacy 2.2.0

 日曜日に名古屋へ行って、 2.2 の開発に参加する日本側の開発者とミーティングしてきました。まず 2.2 のアルファバージョンを半年先の来年5月頃にリリースするという線引きを行い、その中で実現可能なことと実現不可能なことを話し合ってリストアップしました。

 この内容を 2.2 のメインの開発者となるギガマスさんにフィードバックします。

 2.2 ではプログラム面の改修を日本側で、 UI 面の改修を海外で行います。細かい改修も多く入りますが、大きなところでは以下の改修が注目に値するのではないかと思います。

  • UIの改善
  • CSS Framework を使った新テーマ
  • 新しい多機能ユーザーモジュールの追加
  • dhtmlteztarea を FCKEditor に変更可能
  • 高速化

2008年11月22日土曜日

忙しいからこそフリー活動する

前回の CEDEC で、私は稲船敬ニさんの基調講演を聴きました(彼は日本でもっとも有名なゲームプロデューサーの一人です)。彼は言いました "負けてる時、苦しい時は攻めに回らないと当然負けてしまう。しかし勝っているときにも攻め続けなければいけない"

稲船氏はこの姿勢では海外メーカーに勝てないという。この現状をサッカーに例えて、「日本のナショナルチームがブラジルと対戦して3点取られたとする。ここで監督は『これ以上得点はやれない、ディフェンスを増やせ』とは言わない。8人で攻めろといったほうが格好いい。日本のゲーム業界は、ここで8人で守れと言っている。日本のゲーム業界は海外に3点取られているのに、守れというのはおかしい」と述べた。


どのような状況でも攻める手を緩めるべきではない。

それはとても興味深い考え方です。そしてそのスピーチはふたつの意味で私の考え方を変えました。
私は、自分たちにやる時間があるかどうかに関係なく、大量のタスクをプロジェクトに追加する決断をしました。

彼のスピーチを聴くまでは、私はプロジェクトのミッションの数を減らしつづけていました、なぜなら具体的にプロジェクトを推進するマンパワーがなかったからです。そして私は有志が再び十分な自由時間を獲得する時を待ち続けました。しかしそれは間違った判断でした。

私達日本人はとても忙しいです。忙しいからこそ、プロジェクトはミッションを追加することがあっても減らすことをしてはならなかったのです。矛盾していると思うでしょう。しかし減った仕事の状態でプロジェクトが維持できてしまうと、状況はそこで固定されます。もし攻勢にまわる道が選択できないなら、プロジェクトは閉鎖されるべきでしょう。

ですから「これ誰が担当するの?」なんて考えなくてよかったのです。誰もやらなければ最後に立った一人ができるところまでやる。それができなければ遅延したり、停止したりするでしょう。マンパワーの補充がなく、それが続けばプロジェクトはそこまで。それはToDoが多かろうが少なかろうが変わりません。

いまプロジェクトには多くのプログラム的な目的や、日本 Xoops の歴史上 XUGJ しか成功していない Day-to-Day な活動項目を追加していますが、なんの秘策もありません。

2008年11月21日金曜日

XOOPS Cube Legacy 2.1.6 リリース!

# すみませんここに書くのが精一杯。オフィシャルβのニュースやポータルへの投稿は帰宅してから。

バグレポート、パッチ、テストなど、開発へのご協力をいつもありがとうございます。バージョン 2.1.6 の RC (リリース候補版)の検証スケジュールは無事終了しまして、 2.1 系最新の安定版としてリリースを行いました。たくさんのバグ修正が行われてますので是非バージョンアップしてください。

プロジェクトはこれで 2.1 系の主な作業を完了しました。これからは Legacy 2.2 はもちろん、コア 1.0 や、新型 BASE の開発を本格的にスタートさせます。

== スタッフ ==
- 10key
- argon
- GIJOE
- gusagi
- hypweb (nao-pon)
- kilica
- Marijuana
- masarap
- Mikhail
- minahito
- mumincacao
- nor
- okuhiki
- ohwada
- onokazu
- orrisroot
- pcboy
- sacchan
- slayer_cg
- suin
- tohokuaiki
- tomoro
- Tom_G3X


更新履歴
[Bug Fix - From Bug Tracker]
- Fix Bug #1833191 - lisense message of installer
- Fix Bug #1865695 - XoopsToken Not in use. at legacy_comment_navi.html
- Fix Bug #1978064 - users_group_link doesn't have unique key
- Fix Bug #2014727 - Removed template variable code that is assigned many times.
- Fix Bug #2015589 - genId typo in some handlers in kernel.
- Fix Bug #2018226 - It's impossible to choose portuguese in the installer
- Fix Bug #2018271 - ThemeListAction.class.php resulting Warning and Fatal Error.
- Fix Bug #2018281 - xoopsmailer.php - path disclosure vulnerability.
- Fix Bug #2018284 - path disclosure vulnerability in greek\charset_mysql.php.
- Fix Bug #2018956 - xoops_redirect parameter: path disclosure vulnerability.
- Fix Bug #2019640 - invalid / unnecessary files in portuguese translation.
- Fix Bug #2019660 - "MSN" no longer exists. Replace with "Windows Live ID"
- Fix Bug #2028663 - Update Callback is not called at pending comments approval
- Fix Bug #2062535 - css.php doesn't work perfectly.
- Fix Bug #2073613 - Problem of parse_url().
- Fix Bug #2084802 - Users' posts should not be increased at the control panel
- Fix Bug #2101729 - Typo comment in Legacy_ModulePhasedUpgrader
- Fix Bug #2115390 - GPL V2 License Link is changed
- Fix Bug #2115634 - $db->query() cannot handle only limit query.
- Fix Bug #2121388 - Missing translation in japanese language file.
- Fix Bug #2123870 - register.php :: missing user_mail_ok
- Fix Bug #2129194 - A typo of SID's connector in redirect_header
- Fix Bug #2178519 - "showall" of the search feature doesn't show correct URL
- Fix Bug #2173864 - ModuleInstaller set invalid group permission.
- Fix Bug #2200366 - Cannot set block_read permission.
- Fix Bug #2205261 - A typo in user activation
- Fix Bug #2201567 - Some mistakes in japanese and ja_utf8
- Fix Bug #2209139 - JVN#20502807
- Fix Bug #2216013 - Doesn't assign reference in groupperm.php
- Fix Bug #2235005 - User_RegisterEditForm includes needless fields
- Fix Bug #2282727 - Controller cannot parse request path on IIS
- Fix Bug #2283070 - XoopsObjectGenericHandler cannot insert/update null value.

[Bug Fix - From "XCube" Bug Tracker]
- Fix Bug #2225372 - Bug in delegate signature checking
- Fix Bug #2232981 - Slight typo on error

[Other Changes/Enhancements]
- Patch #2062644 - Re-draw /html/images
- Patch #2120194 - Smarty 2.6.19 & phpmailer 2.0.2
- Patch #2223209 - simplified Chinese language file
- Some URLs description was changed for new lisence URLs.
- The Kick Start Guide was translated for Japanese.

2008年11月17日月曜日

I could not release 2.1.6

先週末に忙しくて、疲れていたので、私は、2.1.6が完全に稼働するかどうかチェックできませんでした。したがって、私は昨日、安定版をリリースしませんでした。今日早く家に帰ることができるならば、私は、 HEAD の最終テストを行って、それをリリースするつもりです。

また、今週も非常に非常に厳しいです。私は健康に気をつけます。新しいリリースマネージャを追加しようとしたことはあるのですが、今のところうまくいっていません。うう……

2008年11月2日日曜日

作ってもらったテーマをテスト中

私は長い間、XOOPS Cube コアの開発と次の BASE の開発をストップさせていました。私は数ヶ月ぶりに、それを再開しました。しかし、私はほとんどのコアコードを変更しませんでした、次世代テーマの1つを定義しようとする別の開発者のために、とりあえずテーマレンダリングだけでも可能にすることが最優先だったからです。

ご承知のとおり、XOOPS Cubeはテーマ形式を強制しません。 したがって、このエントリにおけるテーマは「統一的な次世代テーマ」ではなく次世代テーマのうちの1つです。 プログラマの視点からいえば、テーマフォーマットが本当に交換可能かどうかをテストしなければなりません。

jidaikoboさんにコントリビュートしていただいたこのテーマフォーマットは「スタイル」という仕様を持っています。 スタイルはRapidWeaverの「スタイル」と同様です。 下のスクリーンショットを見てください。 (RapidWeaverで生成した)XOOPS Cube オフィシャルウェブサイト(β)と同じ外見です。



外観を変えるためにスタイルを変えます。ここは CSS だけを切り換えています。



ほとんどの次世代テーマ形式は恐らく X2 のようなテーブルベースのレイアウトではありません。 そのため、テーマを作成することが(特にボランティア的には)タフな作業になってしまう可能性があります。そこで、このフォーマットでは「スタイル」で、同じテンプレートを用いて、CSSだけを切り換えることによって、多彩に外観を変更できるようにする仕様を検証しています。

Jidaikobo さん的には、CSSベースのテーマ形式のためのいくつかの考えがあります。 テーマがテンプレートを持たない新しい方法が提案されました(これは撤回されたかも)。 テンプレートの代わりに、テーマには、CSSファイルとイメージ・ファイルしかありません。 言い換えれば、テーマは恐らく私がちょうどテストしたスタイルと等しいです。 仕様が同等となると、切り分け解釈が難しいので、いくつかの議論があります。今のところは、「テーマ選択画面」で選ぶのが「テーマ」、「テーマのプロパティ」で選ぶのが「スタイル」ということになっています。

コードがえらいことになっているのでリポジトリへの反映はもう少し待ってください。

2008年10月30日木曜日

Little Big Planet gives many hints to XOOPS Cube

Little Big Planet は明日、日本でも発売されます。このゲームは XOOPS Cube プロジェクトに多くのヒントを与えてくれるでしょう。もしあなたが PS3 を持っており、XCユーザーであるなら、 Little Big Planet を研究することには価値があります。



Little Big Planet は、お互いの作品をシェアするためのプラットフォームです。誰もが他のユーザーが作ったレベルをダウンロードすることができ、友達とそのレベルを一緒に遊ぶことができます。あなたは面白かったゲームの情報を世界と共有したり、タグ付けすることができます。

Little Big Planet はクリエーションツールです。誰もが新しいレベルを創ることができ、それを自由にリリースできます。いかなる創作も妨害することはできません。

Little Big Planet は楽しむためのコミュニティです。クリエーションが楽しいということは重要です。誰もがツールの前ではクリエイターです。

最後に大切なこと。Little Big Planet はあなたの日々の世界とは別の世界です。あなたはそこせ何かを創るための完全なる自由を手に入れます。

2008年10月8日水曜日

今更ながらOSC2008Shimaneを振り返ってみる

今更ですが OSC2008Shimane の簡単なレポートです。べ、別に、「先月の国内 XOOPS Cube 情報ひとまとめLink」対策じゃないんだからねっ

……というわけで、出身地でもある島根県で開催されたOSC2008Shimaneに参加してきました。島根県は松江市で9月12(金)〜13日(土)という日程でした。

島根は遠い!? いえいえ、そんなことはありません。僕は、開催前日の晩に寝台特急サンライズ出雲で松江に向かいましたが、これだと夜に関東を出て、朝には島根に着いています。実はその寝台特急券を紛失して横浜駅ですったもんだしたんですけど……
(しかも東京からすでに個室の中の人となっていたMySQLのsakaikさんの眼下ですったもんだをやったわけですが)


あ、これ岡山の車内販売で買った朝飯の祭り寿司です。うまかった。


会場は松江駅前の松江テルサ。大田区産業会館みたいなもんだと思ってください。


松江テルサのお隣は 松江オープンソースラボです。 Ruby City Matsue ってありますね。この階下のローソンのあたりに昔喫茶店ありませんでしたっけ? ……なんにしても松江駅まわりは凄く整備されていて、浜田出身の僕は涙目です。


日程は二日間となっており、初日はスペシャルゲストを中心に、裏番組を持たない形で大規模なセッションが開催されました。二日目はいくつかの部屋に別れてそれぞれセミナーなどを行い、XOOPS Cubeのセッションも二日目に行いました。入場者数は地方開催としてはかなり多く、500人以上が来場したと聞いています。


あ、これ二日目の昼飯の割子そばです。okuhikiさんもご用達のそば清ってお店でktamuraさんと食べました。


初日のセッションは、「コミュニティ(ホビー)系」「ビジネス系」とも違う、コミュニティ活動と地方のあり方を組み合わせて、趣味ベースの活動にせよ、ビジネスの活動にせよ考えていく……というような内容でした。そういう方面の話に初めて触れて、すごい衝撃を受けました。

「多様性は善」「まず隗より始めよ」とか、いい言葉でしたね。同じようなことXOOPS Cubeで言っても割と普通にスルーされますけど(涙)。やっぱこうでなきゃ!


もうひとつの衝撃は懇親会です。OSCの個人史を塗り替えるほど懇親会の飯が豪華でした。アニメ番組の打ち上げでもゲームの打ち上げでもこんなん食ったことないですよ! とか思いながら食いまくってました。しかし余ってましたね。タッパに詰めたかった……


さっきから飯の話しかしてませんが、地元の民謡なんかも披露していただいたりして、これは嬉しかったなぁ。石見神楽なら死ぬほど観ましたが、安来節とか生では初めてでした。島根まで来た甲斐がありました。

また初日のパネルディスカッションで、本籍地たる広島のオープンソース団体の方がいらしていたので、懇親会中に挨拶してカープの話に興じてました。有意義な情報交換ができたと思います。(カープ的に)


そんな感じで、ともかく、Rubyの聖地・松江でやったからか、熱い官民一体のプッシュがあったからか、今までのOSCとはまた違う面白さがありました。松江市長が初日のセッションをハシゴされてましたし、懇親会から参加された島根県知事も中座されずに、日本UNIXユーザー会の方にUNIXの説明を求めたりしておられました。なかなか凄い光景だったと思います。

こういう場に来る偉い人の態度には何度かムカつかせていただいてきましたけど、市長はかなりユニークな方でした。市長や知事も楽しんでおられたんじゃないでしょうか!


僕自身もそうでしたけど、やっぱり「島根のために何かがしたい!」と人が集まった結果を人が「官民一体」と呼んでるだけ、という形でしたから、東京漬けになった身としてはすごく新鮮な熱さにあふれた二日間でした。山陰中央新報に「オープンソース全国会議」とか出てるし(^^;



ちなみに山陰中央新報のホームページはXOOPSだったりする。

あとXOOPS Cube的には島根のユーザーさんと知り合えたのは嬉しかったですし、 okuhiki さんにお会いできたのも驚きでした。まさか松江の方だったとは…… Tom さんいはく先月の OSC2008 Nagoya にもいらしていたそうですが。 orz


なお二日目の懇親会は近くの飲み屋さんで。ここの飲み屋の方は途中で鍵だけ預けて帰宅されまして、僕らビールサーバーでビールついで飲んでました。楽しかったなぁ……


これは二日目の懇親会で中座して食べにいった魚料理のお店。いかそうめんがおいしかった!

二晩泊まった後は名古屋組の方と松江観光をやりまして、行く先々で OSC の人と会ったのが面白かった。しかし松江は情緒豊かな街ですね。あれはIT企業は普通にアリなんじゃないでしょうか。エンジニアが行きたがる要素はたくさんあると思います。



最後は鯛めしで締め。

松江城から松江の町を見たときに思ったんですけど……宍道湖も綺麗ですけど、町を見れば車のほかに船が川上を行き交っていたりするんですよね。これはもうある意味外国ですよ。子供の教育には絶対いいし、僕がIT系のプログラマなら松江狙いますよ。

オープンソースで地域振興なんて無理でしょう……と最初は思っていたのですが、松江に行って感じたのは「オープンソースで地域振興する」のではなくて「何がなんでも地域振興する人たちが本気でオープンソースに入っていく」という熱気でした。

これ極論すればビジネスの話なんですけど、東京はもうちょっとクールというか、「オープンソースをうまく使う」という感じがあるような気がします。どっちが良いのかは分かりませんが、どっちが肌に合っているのか……まだ東京のほうにいて、フリーソフトウェア活動を続けるなら、どういうものを目指していけばいいのか、はっきりと固まりました。

また、IT寄りすぎるところがありましたが、ライトニングトークはまた違うノリでしたし、今後は OSC そのものにコミュニティの枠を越えてコミットして、もっと色々やってみるつもりです。本当に有意義な島根の旅でした。
(旅かい)

2008年9月24日水曜日

カナダより愛を込めて

昨日はずっと2.1.6にコントリビュートされた日本語ヘルプファイルの翻訳修正をしていました。4時間あれば終わるだろうと思っていたら、なんと8時間かけても終わらないという、かなりタフなタスクになりました。でも、かなり面白かった。

実はこの日本言語ファイルはカナダの日本語クラスにいる大学生(つまりカナダ人)が作成してコントリビュートしてくれたもの。彼とはSNSで知り合い、XOOPS Cubeにも興味を持ってくれた彼は、日本語ファイルが全て揃ってないことに気付いて、勉強し始めて2年という日本語力でファイルをコントリビュートしてくれました。

国民性の違いとはいえ、日本人がおおかた3年近く誰も手を付けなかった翻訳を僅か48時間で決断して3週間後にはファイルが届くとは……海外パワー恐るべし。

コントリビュートされたのはキックスタートガイドとユーザーモジュールのヘルプです。

まぁ日本人云々はβの頃からキックスタートガイドに関するステータス表記が変わっていなかったことも原因だと思いますけど、それも含めて誰も気づかなかったというか、ヘルプ機能自体の知名度が低すぎたというか……
(なにげに日本語は未訳ファイルの残る数少ない言語のひとつだった)

翻訳の修正はすごく楽しかったです。英語版を監修してくれた方もこんな気分だったのかなぁ。

たとえば、やっぱり翻訳ソフトを使うんだけど、翻訳された日本語が難しくて(というより無茶苦茶な翻訳になって)「訳せない!」ってなったり、
面白かったのが意外とカタカナ外来語が使えないこと。本人のポリシーかもしれませんが、基本的に日本語に訳そうとするので、それで独特の表現になったり、分かりやすくなったりしました。

たとえば「ユニーク」を「一意」と訳さず「他の人と重複してない」という訳し方にしたり……これ「ユニーク」だと日本人でも分からない人が多いと思うので、結果丁寧な翻訳になっていると思います。

結果、元の翻訳文の表現やニュアンスを守ったまま翻訳し直しというセンテンスがほとんどになりましたが、Yahoo!翻訳そのままで手がつけられなくてペーストしたセンテンスがあったり、カタカナ語で住むところを全部日本語にしてあったり……相当苦労されたと思います。ありがたいことです。

あと「ゲームのないゲーム機が役立たずなのと同じように、モジュールのないXOOPS Cubeは役に立たない」という一文に括弧で「ソニーはノンゲームって言ってますが」って書いてあったり。ウケたんですが、悩んだ末に一応削りました。まあこのヘルプが作られ始めた頃って、まだXbox360が出るか出ないかって頃でしたからね……表現が古いのはしょうがないってことで……

そんなわけで、このヘルプは2006年に作られた相当古いもので、オンラインのドキュメントが増えている今のXOOPSでは役に立たないかもしれませんが、作業された方の情熱を味わうという意味で一度目を通してもらえると嬉しいです。

2008年9月18日木曜日

The Feature Requests for 2.2.0

Feature Requests:Legacy へ "2.2.0 Enhancement" という新しいカテゴリを追加しました。

未のところ XOOPS Cube Legacy 2.2.0 で実際に何を実装するのかは全く決まっていません。なにかアイデアがあればトラッカーに投稿して、それぞれのアイテム上で議論を行いましょう。トラッカーシステムはアイテム単位のコメント機能を持っていますので、それを使って 2.2.0 に関する各リクエスト毎の議論が可能です。

2.2.0 は gigamaster さんを中心としたメンバーで開発を進めていきます。 2.1.0 の頃も開発、パッチ、テストなど、国際色豊かなメンバーでわいわい進めてましたが、頭数的にはともかく、作業量的には日本人も相当なウェイトで活動していたのである意味日本語OKみたいなところもありました。が、 2.2.0 は今のところ日本のコミットメントは小さいので、現段階では英語ガチ大事です!

ということで、ローカルコミュニティで 2.2.0 の改修案などをネタにして、あとでまとめてコミュのモデレーションを通じて英訳してトラッカーに書き込んでもらう、といったやり方で参加していくのが楽しいと思います。今のところ XUGJ が日本語コミュ側とトラッカーの橋渡し活動を行っています。 XUGJ に出入りしてないよ!という方は、お好みのコミュの管理人とかモデレータさんとか常連さんとかの間で、どう扱うかとかちょっとネタにしてみてください。

海外の有志パワーとうまく開発を進めながら、言葉の壁を低くして日本人も色々意見を出すうまい方法があればそれも募集です!

2008年8月23日土曜日

"Education & Help" 初稿が(ほぼ naao さんと kilica さんだけで)完成

以前こちらのブログでも案内しました Education & Help 計画が、(ほぼ naao さんと kilica さんの手で)ロンチしました。
(お二人 + jidaikobo さんたちの死闘のログはこちら)

集めるだけでも半端ないですが、整理して草稿に入力される作業も半端なかったと思います。;;
お疲れさまでした。

お前は何やってたんだと言われそうですが、すみません、今日は kilica さんが整理されておられる間、用件があって外出しておりました…… orz

ということで、もう少し他のセクションと合わせて整理したり順番を入れ替えたりして、ファーストリリースに備えたいと思います。
ご感想は是非ディスカッションボードまで!

2008年8月22日金曜日

The first release of the official website?

開発のページの構成もblender.orgをモデルにしたいなと思っていましたが、そういえばWiki整備のときも似たようなことを言っていて、作成が途中段階でした。今回はWiki版のダイジェストでいいでしょう。(^^;

とりあえず暫定でも何でもいいので、全ページを埋めて"オフィシャル"ウェブサイト設置の告知を出して、とっとと開発に戻りたいと思います。トラッカーにもレポートとパッチが山積みですし……

しかし引っ越しで、睡眠時間削らなくても2時間フリータイムが確保できるようになったんですが、妻子持ちだとこれでもアウトですよね。

みんなどうやって活動時間確保してるんでしょうか……

追伸.
ホダ塾ディストリ新版リリースされましたね。

2008年8月13日水曜日

チュートリアル等URL収集作戦にきゅブクマ君が参戦

オンライン自習リソース収集計画(通称 Education & Help 計画)のために、 kilica さんがソーシャルブックマークを準備して下さいました

これがもっと簡単なオフィシャルウェブサイト(β) URL しこしこ収集作業への参加手段かもしれません。参加するには、

  1. まず kilica さんのサイト「氷川 XOOPS 研究室」でアカウントを作成しログインします。
  2. ブックマークレットのリンクをブックマークバーにドラッグするか、普通にブックマークするかして、使用可能にします。
  3. ネットサーフィンして、「これはブックマークによさそう!」というサイトがあったら、すかさずブックマークレットをクリックします。
  4. タイトルと URL が自動的に取得された状態で投稿画面へ進むので、タグに「チュートリアル」を指定して投稿します。

(ブックマークレットの正式な使い方は、ログイン後このページの一番下を見ると表示されます)

ブックマークレットを使用しない場合でも、「ブックマークを追加」をクリックしてフォーラムを埋めるだけ!



僕もこっちを使わせていただこうかと…… (^^;
Wiki 編集で URL を追加するもよし、ディスカッションボードに書き込むもよし、コメント欄に書き込むもよし、XUGJのフォーラムに書くのもよし、そしてソーシャルブックマークに URL を投稿するもよし。すべては自由です。一番気が楽な方法で参加して下さい。

なお、今件に関する経緯はXUGJのフォーラムを参考にして下さい。

次のBASEは様々なブラウザに対応(予定)

私達が開発を行っている次の BASE は携帯を含む様々なブラウザに対応するでしょう。そして、それは XCL より軽く動作します。プロジェクトはホビーライフのために XOOPS Cube を開発しています。したがって、携帯電話、 Wii の Opera、PLAYSTATION3 のブラウザ、 iPod touch/iPhone の safari に対応するのはホビーライフをとことん堪能するためには必須事項といっても過言ではありません。当たり前ですが、 Wii を使う時には、 Wii リモコンのボタンを使ってコントロールパネルを操作できるべきです。そして、私達は、より多くの人がハンディキャップなしで一緒に XOOPS Cube のもたらす趣味の生活を楽しめるように(米国リハビリテーション法などの)アクセシビリティのルールに対応しなければならないでしょう。

XCL は"レガシー"なアプリケーションですので、わずかな XCL の開発者が直接モバイル対応するために多くの時を費やすのは賢明ではありませんでした。しかし、次の段階(次の BASE)ではこの課題に挑戦します。

しかしながら、 BASE の開発者がすべきことは多くはありません。もし BASE がフレキシブルなテンプレートシステムとフレキシブルなメインシーケンスを備えていれば、マルチブラウザへの対応は可能です。焦点はテンプレートリソースの供給方法にあります。

すべての開発者がすべてのブラウザを持っているとは限りません。同様にすべてのデザイナーがすべてのブラウザを持っているとは限りません。PCのブラウザはダウンロードすれば簡単に揃えられますが、WiiやPLAYSTATION3のブラウザは本体を購入しなければ手に入りません。また、たとえ一人の開発者がすべてのブラウザを持っていたとしても、すべての対応実装を一人に求めるべきではないでしょう。私達にはテーマやテンプレートのために preload のようなユーザーの手元で結合してパッチするような仕組みが必要です。

言い換えれば、 XC はエンドユーザーが複数の成果物を合成することをサポートします。なぜなら、1〜2人で開発される単体のソリューションですべてのテンプレートとすべてのプログラムを実装することは困難だからです。

そのようなパッチファイルは開発者やデザイナーが作成するアーカイブに直接コントリビュートされるべきだと考えるかもしれません。しかし、彼らは市民でありサラリーマンであり家族があるため、しばしば忙しくなり、フリーソフトウェア活動を維持できなくなります。私はパッチメカニズムは私達の世界のために有益で、私達の世界を迅速なものにすると確信しています。

また、私は XCL の既存のモジュールを効率よく次の(他の) BASE へ移植するためのちょっとしたアイデア(?)を持っています。

プロジェクト管理の体制は回復しました。ですから、私は開発の再開に集中する予定です。引っ越したことが、私に自由時間を供給するはずです。

2008年8月12日火曜日

海外のゆっるいポリシーが生む"活動結果"

先の話の与太話というところですが、 blender.org の Education & Help では、掲示板の書き込みへのリンクを見かけることがあります。チュートリアルへのリンクが、掲示板の書き込みへのリンクってどういうこと?と思われるかもしれませんが、海外のアーティストのフォーラムではときどき、ノウハウやチュートリアルを記事にまとめて書き込む人がいるのです。

XOOPS など、日本の IT 系の掲示板では、そういった書き込みは、嫌がられるとまではいかなくても何となくKY扱いされたり、きちんと形で記事にまとめないと情報価値が出ないという感覚でスルーされることがほとんどではないかと個人的には感じています。
(違っていたら、ゴメンナサイ……)

海外では、こういったことは評価されるアクションのひとつのようです。

そのカキコミの使われ方も、結構おもしろくて、
たとえば、ある個人のホームページにチュートリアルのコーナーがあったとします。日本人の個人のホームページだと、クリックすると、その個人ホームページの中のチュートリアルコーナーが開く……という作りがメジャーだと思います。仮に、そのチュートリアル自体は、元々どこかの掲示板などに書き込んだ記事だったとしても、清書してきちんと自分の記事として焼き直してから自分のホームページの1コーナーに収録する。そうして初めてビジターに提供する、というポリシーでホームページを作っている人が結構多いんじゃないかなと思います。

ところが、海外のホームページオーナーの中には、チュートリアル等をクリックすると、その人が書き込んだ掲示板のトピックにジャンプする……という作りにしている人が少なくないんです。ゲームレビューのリストだけ持って、クリックするとゲームレビューサイトの自分の書き込みにジャンプする!みたいなページ構造にしている人もよく見かけました。いわば自分のカキコミまとめサイトのようなものを自分のホームページとして持っているような形です。

あるいはひょっとしたら、「コミュニティにどうコントリビュートしたか」という足跡こそが、自分のホームページにふさわしい情報だ、という考え方なのかもしれません。

なんにしても blender.org はそういうカキコからきちんとしたチュートリアルコーナーに至るまで、貪欲にお役立ち URL リンク集を収集して Education & Help として提供しています。その blender.org は "Bigger than us!" という書き出しで、「インターネットの世界は blende.org より広大だ!だから有益な情報は blender.org の外にあるのは当たり前。どんどん活用しよう!」みたいなことを言ってます。このスタンスは結構好きです。

この考え方は日本人の強すぎる責任感(チュートリアルコーナーがある以上、ちゃんと清書したチュートリアルを持つのじゃ!さもなくば切腹じゃ!)とは相容れない部分もあるかもしれませんが、「きちんとしたものを作ろう」とか言ってる間に何もしないまま一年、二年と過ぎてしまうのもまた事実。ましてフリーソフトウェア活動なのですから、「ありものにどんどんリンクを張って最初の手間で提供 (^^)」というのは、書く方も読む方もハッピーになる選択だと思います。

ということで、こういうポリシーはぜひパクリ^H^H^H見習いたい!と、そう強く思う夏休み3日目でした。

チュートリアル(他)の URL 収集を始めました!

結局 OSC2008 Nagoya までに内容の調整も含めて間に合わなかった Official Web Site (Beta) ですが、いま、最後の大項目としてオンラインのチュートリアルなどの URL の収集作業を行っていますので是非ご協力下さい。 m(__)m

なんじゃそりゃ?というこれは、 blender.org の Education & Help のパクリ^H^H^Hオマージュです。ネット上には、掲示板の書き込みから Wiki の1ページ、コミュニティサイトのマニュアルから個人ブログの1エンティティ、個人ホームページの1記事に至るまで、様々な形で XOOPS Cube の活用ガイドが公開されています。そういった URL を集めてリンク集を作り、情報を探す人の手助けをしようというものです。

例によって Wiki ページで URL を収集していますので、「このページは役に立つんだ!」「このページは是非xxする人には覗いてもらいたい!」という URL がありましたら、どしどし書き込んで下さい。真ん中を少し過ぎた辺りにある、「ノウハウ&ヘルプ」のところで URL を集めています。

自推/他推は問いません。タイトルと URL をセットにして(できれば解説文も込みで)、どんどん有益なドキュメントへの直リンクを張って下さい。今週末あたりからそれのカテゴリ分け作業を始めると思いますので、そしたらまたみんなでカテゴリ分類を考えましょう。
(カテゴリ分けに関しては、最初にディスカッション機能で話し合うつもりですのでそっちも要チェックで!)

またカテゴリ分類に関しては今のうちからディスカッションに書き込んでもらって構いません。たとえば「モジュールインストール」で1カテゴリをつくって、そこに URL を集めたほうがいい!といった分類アイデアは、一人の人間の感覚からは出てこないと思うので、アイデアがあったらどんどん書いて下さい。

ディスカッションにトピック立てづらい!とかであれば、ここのコメント欄への書き込みでも構いません!

# あと各コミュニティで集めて、あとでまとめるとかアリだと思います。僕はとりあえず XUGJ に投稿〜(^^)

2008年7月30日水曜日

Package_Legacy 2.1.5 リリース

遅くなってすみません、 Package_Legacy 2.1.5 の stable edition を XOOPS Cube プロジェクトページのダウンロードセクションでリリースしました。本来のスケジュールでは先の日曜日にリリースしなければいけなかったのですが、引越しの準備中に iMac の電源ケーブルを失くすという失態で予定通りいきませんでした。orz

2.1.5 は一ヶ月を必要としました。 RC のテストにトライした皆様、お疲れ様でした!

すでに多くの報告と多くのパッチがプロジェクトに集まっています。 2.1.x 系の次バージョンのために作業を続けていくつもりです。

ところで、本格的なプロジェクトウェブページの初稿がもう少しでロンチする予定です。仕事やら、引越しの準備やら、フリーウェアプロジェクトやらでバタバタになっているため、このウェブページに関する全タスクをフォローできているわけではありませんが、ほとんどのタスクは完了済みです。 2.1.5 の作業は終わったので、引越しが終わった後にでもウェブページ関連の作業に復帰する予定です。

以下はリリースニュースの日本版です。

--------

XOOPS Cube Legacy (Package_Legacy) 2.1.5 は現在利用可能です。一ヶ月にわたり RC1, RC2 そして RC3 のテストをしてくださった多くのコントリビュータの皆様、お疲れ様でした。 2.1.5 は 2.1.4 からのマイナーアップグレードバージョンになります。このバージョンはひとつの重要なバグをフィックスし、他にも多くのバグを修正したうえで、いくつかのパッチやチェコ語の言語ファイルを新しく含んでいます。

前バージョンの 2.1.4 は URL の解析まわりでバグがあり、いくつかの AJAX モジュールの動作不良を引き起こしていました。そのため、 2.1.4 にホットフィックスを適用したユーザーの方もいらっしゃると思います。 2.1.5 ではこのフィックスを収録していますので、もし 2.1.4 にホットフィックスを適用した状態でサイトを運営していたとしても、特になんの追加手順もなく、 2.1.5 にそのまま上書きアップグレードできます。

このバージョンは当初 2.1.x 系の最終メンテナンスリリースを目指していたため、可能な限り多くのフィックスを格納しようと、かなり粘って作業をしました。そのため RC のテストスケジュールはかなり長引きましたが、けっこう安定しています。もし Package_Legacy 2.1.x 系を利用中であれば、 2.1.5 にアップグレードしない理由は特にありません(と、思います)。 Package_Legacy ベースのディストリビューションパッケージを利用中の場合は、おそらく近日中に 2.1.5 ベースの新しいリリースに関するアナウンスが行われると思いますので、それを待ってください。

プロジェクトはすでに新しいレポートやパッチをさらなる強化や修正のために受け取っています。引き続き HEAD において次バージョンへのリリースに向けて作業を行っていく予定です。

==2.1.4 から 2.1.5 へアップグレードする方法==
既存の環境を壊さないように、解凍したパッケージから mainfile.php と /install ディレクトリを取り除いてください。次に、サーバーへパッケージのファイルをアップロードしましょう。最後に、コントロールパネル(管理画面)のモジュール管理でアップデートを促す赤いアイコンのついているモジュールを片っ端からアップデートしてください。 Legacy の一般設定を使って、サイト閉鎖状態設定にして、アップグレード中の作業をユーザーさんから見えなくしてしまってもよいと思います。

==Upgrade from 2.1.5 RC, RC2 and RC3 to 2.1.5==
同様に、既存の環境を壊さないように、解凍したパッケージから mainfile.php と /install ディレクトリを取り除いてください。次に、サーバーへパッケージのファイルをアップロードしましょう。最後に、コントロールパネル(管理画面)のモジュール管理で、5つのモジュール --- legacy, user, legacyRender, stdCache と使っているなら pm を念のためにアップデートしてください。 Legacy の一般設定を使って、サイト閉鎖状態設定にして作業してもよいでしょう。

==スタッフ==
- aaki
- fugafuga
- GIJOE
- gusagi
- JardaR
- jidaikobo
- kilica
- marijuana
- MAT
- mikhail
- minahito
- nbuy (aka nobu)
- nobunobu
- okuhiki
- onokazu
- tohokuaiki
- Tom_G3x

==更新履歴(英語)==
[Bug Fix - From Bug Tracker]
- Fix Bug #1950018 - charset Problem in css.php
- Fix Bug #1950017 - PathDisclo in legacyRender/admin/css.php
- Fix Bug #1944713 - PATH Disclosure ? in Legacy_Controller::_parseUrl()
- Fix Bug #1939992 - Invalid xhtml templates in legacy module.
- Fix Bug #1938443 - ID is multiple defined in TplsetList
- Fix Bug #1924223 - The request which includes URL cannot be processed.
- Fix Bug #1971682 - Could not read PM from a removed user.
- Fix Bug #1971718 - cookie path always becomes '/'.
- Fix Bug #1987219 - Remove invalid files from the extra directory.
- Fix Bug #1989801 - cleanup to notice reference variable in class/tree.php.
- Fix Bug #1990481 - Invalid Regexp at User_AbstractUserEditForm class.
- Fix Bug #1992732 - $xoopsConfig doesn't referer mXoopsConfig in some cases.
- Fix Bug #2003440 - X_UACTLINK is missing used in some languages.
- Fix Bug #2008857 - user level empty when editing user whose level not in 0,1,5
- Fix Bug #2010090 - Missing Content-Type in MailHeader by #1729813.
- Fix Bug #2011775 - When a user deletes his account, principal is not created.
- Fix Bug #2017164 - Can't register new account by #2011775

[Other Changes/Enhancements]
- Patch #1868259 - add alt to smaily icons@legacy_xoopsform_opt_smileys.html
- Patch #1897607 - html/install/include/functions.php
- Patch #1961603 - portuguese translations: bug fix and enhancements.
- Patch #1992777 - xoopsmailerlocal.php for zh-tw.
- Patch #2011199 - Czech message catalog for XCL.
- Patch #2016023 - Package Legacy 215rc patch FR and PT typo.
- (Exception Patch) Improve LostPassAction.

2008年7月20日日曜日

Package_Legacy 2.1.5 RC3 Release!

私たちはちょうどいま RC3 を追加のバグフィックスのテストのためにリリースしたところです。もしこれらのパッチがいかなるトラブルの原因にもならないのであれば、私たちは来週にも安定板をリリースするでしょう。

ところで、新しいフィックスや新しいレポートが 2.1.5 RC1 以降続々と投稿されています。私たちはそれをチェックし、コミットするようにしてきましたが、このままの活動を続けるのであれば近日中に "2.1.5" をリリースすることは不可能です。私たちが 2.1.5 をリリースしようと決心した理由は、 2.1.4 には緊急のホットフィックスが必要だったからです。しかし、私たちの RC スケジュールはすでに1ヶ月に及んでいます。私たちはこれ以上再延期をするべきではないでしょう。したがって、私たちは 2.1.6 をリリースするかもしれません。

2008年7月1日火曜日

汎用レンダーシーケンス (1)

XOOPS Cube 1.0 コアには、汎用レンダー(描画)シーケンスが用意されており、1.0 の主要な検証項目の一つになっています。

私達は既に非汎用なレンダーシーケンスを知っています。 Legacy のレンダーシーケンスがそうです。 Legacy のレンダリングプロセスは XOOPS2 と同じステップを持たなければならず、以下のようになっています。

(1) モジュールの実行前に、ブロックを描画する
(2) モジュールの実行後、モジュールを描画する
(3) モジュールの描画後、最終出力としてテーマを描画する

このようなレンダリングの手順を汎用的にしたものが、 XOOPS Cube コア 1.0 の汎用レンダーシーケンスです。

XOOPS Cube コア 1.0 のレンダーシーケンスは、すべてのビジネスロジックの後に実行されます。そして BASE が交換可能というコアのフィーチャーに対応するために、コアはブロックやモジュールなどの特定のコンテンツ単位を認識しないようになっています。

レンダーシーケンスにとって、テーマ、モジュール、ブロックといった単位は必要ではありません。重要なことは、レンダリングの順序と、後ろのレンダリングプロセスが前のレンダリング結果(もしくは他のレンダーターゲット)にアクセスできることです。たとえばテーマは、ブロックやモジュールの描画結果を合成しなければいけません。



Legacy の非汎用的なレンダーシーケンスでは、最後にテーマを描画するために、最後にロジックが実行されていました。しかし、汎用レンダーシーケンスでは、一番最初に CMS のタスクがテーマのレンダリングを行うリクエストを出しても、実際のレンダリングは最後行うことが可能になっています。

つまりビジネスロジックの実行順と、描画の実行順を変えることができるのです。



メカニズムをチェックしてみましょう。例のPDFドキュメントも一緒に読んでみてください。

汎用レンダーシーケンスは、同じく汎用のメインシーケンスであるタスクシステムと同時に使うことを前提としています。これは非汎用のメインシーケンスは、 Legacy のような非汎用のレンダーシーケンスを持っているからです。

XCube_Root のメインシーケンスは、各タスクからレンダーオペレーションを収集します。レンダーオペレーションには、使用するレンダーシステムの名前や、描画の順序を示すシーケンス ID が収められています。

レンダーオペレーションは順不同(out-order)に収集されます。たいていの場合、最初のタスクは CMS のタスクであり、テーマの描画リクエストがオーダーされる可能性があります。




そのまま何もしなければ、いくつかのモジュールやブロックは、テーマの描画の後に描画が行われることになります。そのような順序は奇妙です。

そこで、 XOOPS Cube コアは、正しい順序(in-order)で描画シーケンスが行えるように、収集したレンダーオペレーションをソートしています。



ソートによって、正しい順序になりました。ソート後のこの状態は、一種のコマンドキューになっています。コアの汎用レンダーシーケンスは、先頭からひとつずつオペレーションを取り出して描画を行います。汎用レンダーシーケンスを使用する場合は、レンダーシステムとレンダーターゲットの取り扱いはコアに任せることができます。

最後のテーマを描画し終えると、画面が完成していることになります。その様子は、 XCube_PHP4 minahito_sandbox ブランチのサンプルでチェックすることができます。

なお、このエントリは Diff between XC and XCL(X2): Render Sequence別バージョンになります。 XOOPS2 のレンダリングとの違いについて知りたいなら、 Diff between XC and XCL(X2): Render Sequence も読んでみてください。

2008年6月25日水曜日

2.1.5 RC のダウンロードが未だにゼロな件について

こ、これは (^^;;



まぁ週末が本番ですよね。
それともカウンタが止まってるのか?

2008年6月22日日曜日

XOOPS Cube Legacy 2.1.5 RC release

以下はxoopscube.orgに投稿されたニュースの翻訳案ですので、事実に反さない限り自由にコピーしたり翻訳の叩き台にしてもらってOKです!

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リリースが遅れてすみません。

XCL 2.1.5 RC はテストのために利用可能です。 2.1.5 は 2.1.4 からのマイナーアップグレードバージョンであり、おそらくまず間違いなく 2.1.x 系の最後のリリースになります。このバージョンはひとつの重要なバグの修正、いくつかのバグフィックス、パッチを含みます。もしあなたが XCL を利用しているウェブマスターで、有志活動のために少し時間があるならば、 XCL 2.1.5 RC があなたにトラブルをもたらさないかどうかチェックをお願いします。

2週間後にプロジェクトは安定版をリリースする予定です。さあテストしましょう!

2.1.4 から 2.1.5 RC へのアップグレード
現況を破壊しないように、 mainfile.php 、そして、 /install ディレクトリをパッケージから取り除いてください。次に、パッケージのファイルをあなたのファイルにアップロードしてください。最後に、コントロールパネルの「モジュール管理」で赤いアイコンを表示するモジュールにアップデートをかけてください。アップグレードを隠すためにサイトクローズをかけておくとよいでしょう。

スタッフ
  • fugafuga
  • GIJOE
  • gusagi
  • kilica
  • marijuana
  • MAT
  • mikhail
  • minahito
  • nbuy (aka nobu)
  • nobunobu
  • okuhiki
  • tohokuaiki
  • Tom_G3x