ています。
MODを導入することによって、そのゲームソフトのグラフィックエンジン、物理エンジンなどの基本システムを用いて、本編とは別のシナリオやグラフィック、モデル、システムのゲームを楽しむことができる。ファーストパーソン・シューティングゲーム(FPS)やリアルタイムストラテジー(RTS)等のジャンルに存在する。もともとは、よりリアルな銃器・迷彩パターン・銃声・砲声を得ることを目的に、ファイルの差し替えから始まったが、現在ではゲーム側でも、最初からMODも適用できることを前提とした作りになってきている。
MODは有志(そのゲームのファン)ベースで制作され、メーカーが制作し主に商品として発売するものは「拡張パック」や「アドオン」、「トータルコンバージョン」と呼ばれることが多い。 [Wikipedia 日本語版]
"Mod" は開発者を育てます。多くの学生やホリデー開発者がゲームを完成させた経験を持っています。それは開発者の品質保証です。企業はそういったアマチュア開発者を採用します。彼らはプロの開発者と呼ばれない存在かもしれませんが、未経験者よりはるかにましです。
"Mod" はゲームデザイナー、レベルデザイナー、アーティスト(ビジュアル)、そして本格的なプログラミングをまだ始めていないプログラマにとって格好の学習材料です。ゲームデザイナーは彼のアイデアですぐさまゲームの開発に取り掛かることができます。なぜなら、必要なエンジン、必要なグラフィックス、必要なサウンドはすでにそこにあるからです。同様に、アーティストは建築物、地勢、兵隊、武器といったものをモデリングすることができます。それらのグラフィックは本物のゲームにすぐに登場させることが可能です。また、多くのビジュアルツールが無償で開放されています。
いくつかの Mod のためのゲームエンジンはスクリプトプログラミングが可能です。通常、レベルデザイナーがスクリプトを学習してそれを使用しますが、プロのプログラマを育てる第一歩であるかもしれません。そして、彼らが本格的なゲーム開発プログラミングを学ぶことを望むようになれば、使いやすいゲームエンジンや本格的なゲームミドルウェアを入手できる土壌が整っています。無償・有償のエンジンと学習のための入門書がそろっています。
私はそのようなパワーたっぷりの海外の状況をリスペクトしています。それはすべてのゲーム開発者にとっての天国です。
日本では、"Mod"はほとんど知られていません。 "Mod" に限らず、アマチュア開発のすべてのジャンルが、あまりホットではありません。一部の人々が海外からソフトウェアを入手して "Mod" 作りを楽しんでいますが、私はそれが就職に有利であるかどうかは知りません。そのため、日本のゲーム会社は優秀な学生を採用して、彼らを教育します。そういった会社は教育を得意としていると感じます。それは今のところ上手にいっていますが、そろそろ限界かもしれません。
日本人は、何かを作るのが好きです。しかし、テレビゲーム開発者はハードなことになっているかもしれません。あなたは日本にはアマチュアゲーム開発活動は無きに等しいと感じるかもしれません。確かに海外と比較して、このあまりにも非活発な状況は彼らの情熱を失わせるのに十分です。
日本のゲーム会社はこの状況に危機感を抱いています。 IGDA 日本の代表である新清士氏は、アマチュアビデオゲーム開発の熱狂の復活のために「ベーマガ 2.0」を提唱しています。ベーマガって何ですか? それは日本のコンピュータヒストリにおける重要な項目のひとつです。私は近いうちにこの続きを書くでしょう。
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